- 2022年6月23日
池田誠の「今週の逸品」第13回 『ぼくらマガジン』昭和46(1971)年5月10日号
前回は「仮面ライダー」最終回の特集を載せた唯一の少年誌について述べた。 どの雑誌も次の新番組「仮面ライダーV3」にかかりきりになる中で、『冒険王』昭和48(1973)年4月号だけは、V3をメインにしながらも「仮面ライダー」最終回の4色特集をしっかり組 […]
前回は「仮面ライダー」最終回の特集を載せた唯一の少年誌について述べた。 どの雑誌も次の新番組「仮面ライダーV3」にかかりきりになる中で、『冒険王』昭和48(1973)年4月号だけは、V3をメインにしながらも「仮面ライダー」最終回の4色特集をしっかり組 […]
昔のテレビガイドを見るのが好きだ。 バックナンバーを何冊も見ていると、そのとき放映していたドラマの光景がよみがえってきて懐かしい。 番組ガイドでは、ドラマは開始時かなり綿密に、ラストは総じて簡素に扱われる。まったく触れられないこともある。自然な流れで […]
値段の上がる下がるはよくあることだ。 ヴィンテージ漫画は特にそう。復刻ブームで単行本未収録や絶版本が復刻されて大暴落したり、逆にそれでもまだ復刻されない人気漫画ならさらに価格が上がったり、と枚挙にいとまがない。 今回、マニアは大概持っている品で、以前 […]
幼児向け雑誌はやばい。 こんなの集めようとすると気が遠くなる。 講談社の『たのしい幼稚園』や『おともだち』にせよ、はたまた小学館の『幼稚園』や『よいこ』にせよ、ちびっこたちがていねいに扱うとは考えられない。 いたずら書きはする、切り刻んでバラバラにす […]
「怪獣王子」は不運な作品だと思う。 その不運は、第1次怪獣ブームに乗じてつくられた特撮作品の多くに言えることかもしれない。 たとえば「魔神バンダー」。 昭和41(1966)年に制作を終え、同年10月号から『冒険王』でコミカライズが連載されたが、放送枠 […]
モノ集めをしていて運の良し悪しをあまり感じたことはない。 欲しかったモノが手に入るのはもちろん幸運だが、そこに至るまでさんざんショップをまわったり、ヤフオクやメルカリを見続けているのだから、運もあるが努力の結果という感は否めない。 また逃してしまった […]
1972年3月初め、ぼくは本屋におかれていた『別冊少年マガジン』4月特大号の表紙で、変身忍者嵐の実写版のすがたを初めて見た。それは「ハリスの旋風」の石田国松のすぐ隣で、堂々とした勇姿をみせていた。 中を見てみたいと気ははやったが、当然な […]
『流星人間ゾーン』 ・・・という雑誌なのだ。 作品名がそのまま雑誌名になっている。 単体の作品タイトルがそのまま雑誌の名前になるなんて、ウルトラマンや仮面ライダーといった超メジャー作でも見たことがない。 一応『たのしい幼稚 […]