強力テレビまんが特集号
4月3日発売
210円(先月号(4月号)で20円値上げされて220円になった『ぼくら』が、今月号は10円値下げ)
Contents
今月号のぼくら
今月はテレビまんが特集号。表紙の4大テレビまんが「ウルトラセブン」「わんぱく探偵団」「ゲゲゲの鬼太郎」「ヤダモン」はふろくのテレビコミックスにのってるよ。本誌は「タイガー・マスク」「赤い風車」「うなれ熱球」をたっぷり読ませてくれる。4月の発売だから、プロ野球開幕に合わせた特集記事もたっぷりある。
口絵:ウルトラセブン いきづまる死闘!
メインはギエロン星獣とセブンの戦い。右がわからギエロン星獣登場、大あばれしてる様子、そして左ページのセブンとの戦いへつづく。「死闘三十分!ついに、セブンに勝利のときが・・・」
今月号の特集:1 人気まんが大行進 初公開ひみつ特集/2 ショック!さる人間の星/3 プロ野球特集 ことしのプロ野球総まくり
特集は3つ。
1「人気まんが大行進 初公開ひみつ特集」は、「怪人わかとの」「タイガー・マスク」「赤い風車」「うなれ熱球」のひみつ大公開。怪人わかとののファッション、タイガー・マスクや大乗寺八郎のとっくん、赤い風車のわざのひみつ。ロボットぽん助のアルバイトがちょこっとのっているのが、かわいい。
「タイガー・マスク」・・・とらのあなのとっくんは、いつも命がけ
2 大伴昌司先生の「ショック!さる人間の星」は、公開の映画「猿の惑星」のしょうかいだ。主人公が不時着した惑星は、さるが支配していて、人間狩りをしてるんだ。絵は南村喬之先生と杉尾輝利先生。惑星の図解は見るだけでわくわくする大けっさく!役者たちの特殊メイクのようすも見ることができるよ。大伴昌司先生の解説がアツいぜ。
3「プロ野球特集 ことしのプロ野球総まくり」は、プロ野球の開幕に合わせた企画で「ことしのチャンピオン」「巨人は四連覇できるか」・・・今年だれがかつやくするかは、あっとうてきに巨人の選手が出てるけど、巨人が4れんぱするのは大変みたい。「打倒巨人のぶきみなうごきをしている球団がある」んだって。川上監督、大丈夫かなあ。
今月号の最終回:「毒へび魔人」「どんちゃか笑学校」
〇宮崎惇先生と池内誠一先生の「毒へび魔人」が最終回。お父さんの川上博士に毒ヘビのだえき腺をいしょくされた龍介が、どんどん変になっていって、前回はとうとう友だちのことも殺しちゃった。これ1回で解決するの?っていうくらい大変な状況だったけど、今回は、どとうの勢いで毒ヘビ魔人が追い詰められてゆく!
〇長くつづいていた「どんちゃか笑学校」が最終回。毎回のいじわるクイズは楽しかったな。これからは「おわらいドタンチ団地」の服部本土と子供たちのいじわる合戦を楽しみにするよ。
今月号の注目
注目1:相良俊輔・荘司としお「うなれ熱球」:八郎、甲子園出場、そして大事件!
八郎がとうとう甲子園に出場する回!甲子園でもごう速球をびゅんびゅん投げて、みんなに注目されるんだ。八郎たちの湘北高は順調に勝ちすすむけど、四国の荒くれチーム・井予高との試合で、マウンドに立った八郎に大変なことが起きる!
注目2:川崎のぼる「おらあ なかない」:やっぱり野球ボールがカギなんだな
「人気まんが家よみきりシリーズ」で川崎のぼる先生の「おらあ なかない」。
でぶっちょの小学生、団一太が、お屋敷にすむ足の不自由な黒人の少年アキと出会うんだ。きっかけは、アキがベランダから野球のボールを落としてしまったこと。このお話、野球ボールがすごく効果的につかわれてて、足の悪いアキがボールをとろうともがく姿が、まるで飛雄馬みたい。読んでいて思わず力が入っちゃうよ。
注目3:第2回講談社少年少女新人漫画の入選発表:いろんな先生のスタート地点
「第2回講談社少年少女新人漫画の入選発表」があるよ。第1回目の入賞者はいま「毒へび魔人」を描いている池内誠一先生だったね。田中憲先生やあだちつとむ先生、坂本ミドリ先生、庄司陽子先生の名前がみえるよ。
注目4:別冊ふろく『テレビコミックス』のテレビ特集:プロ野球解説者のすべて
『テレビコミックス』の「今月のテレビ特集」が、「テレビに出演するプロ野球解説者のすべて」というのを、のせている。プロ野球のテレビ中継をみるひと用に、今月号のこだわりの記事だね。いろんな解説者さんたちのことがわかって、すごく面白いよ。
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