『ぼくら』1967年1月号

 

1967年新年号。ゴジラ映画「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(1966年12月17日公開 東宝)に併せて、口絵と別冊ふろくで三大怪獣をフィーチャーする。もちろんウルトラマンの特集も充実の内容だ。

マンガは「ばくはつ大将」(辻なおき)「あばれムサシ」(諏訪栄)が新連載。また、3人のマンガ家(さいとうたかを、石川球太、川崎のぼる)が交代で絵を担当する動物シリーズも新連載。

「新年のごあいさつごあいさつ」はマンガ家たちからの年賀状のコーナーで、「先生にも、年賀状をあげてね」とある。当時は普通にマンガ家の住所が誌面に載る時代だったが、各ページの柱に「人気者メモ」として歌手や俳優、マンガ家、野球選手たちの住所と一口メモが続々と登場する迫力の光景は、さすがこの時代の新年号。「科学のとくだね」では「約五十年後の未来」として、2020年の生活や風景が!

【目次】

【口絵】あれくるう三大怪獣(東宝映画「ゴジラ モスラ エビラ 南海の大決闘」より)

 

【特集】

〇最新とくだね特集 これがウルトラマンだ!(円谷プロ)

他に、「ウルトラマンの新戦法」「ホシノ少年はこうして隊員になった」など

 

 

〇お正月特集 新案ゲームでばっちりあそぼう(スタジオK製作)めくらふくびき、ふうふうあそび、いんちきてじな。トランプてじな など

【まんが】

「少年ハリケーン」(堀江卓)(50p)

「丸出だめ夫」(森田拳次)(22p)

 

「よたろうくん」(やまねあかおに)(10p)

<新連載>「ばくはつ大将」(辻なおき)(50p)

スポーツ万能の大門将夫=ばくはつ大将は、入っていた運動部を強引に辞め、新聞部に入部した。大将の父は大新聞の名記者で、タンカー火災のとき船員たちを救助して亡くなったのだった。新聞部の記事にするため野球部に乗り込んだ大将だったが、次の対戦相手・黒陽学院の陰謀で、部員たちが食中毒になってしまったことを知る。

<新連載>「あばれムサシ」(諏訪栄)(34p)

愛馬オボロといっしょに旅をするムサシ。或る宿で子供をいたぶる野武士たちを倒し、ひとり野武士のねぐらへ斬り込んでゆく。その剣法は、いまは途絶えたといわれている伊吹剣流だった。

「吹けよカミカゼ」(原作・梶原一騎/まんが・古城武司)(50p)

「生きている死人」(山田えいじ)(19p)恐怖マンガ

【読み物】

〇新年のごあいさつ ごあいさつ

 

〇テレビ=ニュース 人気スターびっくり大特集

「ぼくらがつかんだスターのとくだね」中村錦之助、宇津井健、三田佳子など 「ぼくのうでじまん」こまどり姉妹の手相見、和泉雅子のまんが、宇津井健の乗馬など。「ザ=ドリフターズのひみつ」「わらいをつくるコミックバンド」特集など。映画は「続・黄金の七人 レインボー作戦」「大魔神逆襲」「怪龍大決戦」「殺し屋へ挑戦状」

〇プロレス物語 一つ目怪人をたおせ!(文・梶原一騎/絵・中村英夫):一つ目の悪魔ザ=サイクロップスと、リトル=トーキョー猪木完至

<新連載>ロボット感動物語 おくびょうロボット(文・眉村卓 絵 中西立太)

〇太郎くんのびっくり世界旅行1 ギャングがごっちゃり(コロンビア)(文・高村暢児/絵・伊東章夫):国連情報官の父といっしょに、小学六年生のぼくは世界へ旅立つ。

〇科学のとくだね これが50年後のきみたちだ(文・青木秀夫/絵・石井勝利・工藤圭)

「いまからやく五十年後、二十一世紀の二〇二〇年には、きみたちのくらしは、どのようにかわっているでしょうか」

〇巨人軍日記 三年連続優勝をねらう川上監督のひみつ作戦を、はじめて公開!(文・松戸良文)

〇どんちゃか笑学校(木の実和)

<新連載>動物シリーズ  ジャングルのちかい(文・関耕太/絵・川崎のぼるとカワサキプロ)

 

【裏表紙】

アサヒ靴「ロビン」「ハリスの旋風」「丸出だめ夫」「オバQ」

ふろく

別冊ウルトラマン、快獣ブースカ、タレントくん、南海の大決闘、懸賞デパート

おたのしみウルトラマン=セット(ウルトラマンかめん・怪獣カレンダーなど)

 

怪獣バニラと怪獣アボラス」

(原作・山田正弘・南川竜/まんが・一峰大二)下は裏表紙