8月5日(土)6日(日)、ももいろクローバーZのライブ、QUEEN OF STAGE東京公演に行ってきた。
場所は調布、武蔵野の森総合スポーツプラザ。
QUEEN OF STAGEは、記念すべきももクロ結成15周年ツアーである。
7月の神戸を皮切りに、名古屋、東京、福岡、広島、大阪、宮城、新潟と経て、10月14、15日、再び東京に戻ってくる。
ここで発売されるももクロ生写真は、第53弾、3685~3714の全30種。
栄えあるツアーの生写真を迎えるにあたり、自分の気持ちは不安定だった。
実はわたくし、5月のあーりんソロコン「AYAKANATION」で、生写真の事前申し込みをし忘れる大失態をしでかした。
慌てて当日物販で購入したが、姫の祟りか天罰か、サイン入りは1枚も出なかった。
しかもシャッフルが異様に悪く、コンプリートは4組のみ。おびただしいダブりに息も止まりかけた。
今回は気持ちも新たに事前申し込みで99セット購入、5日に会場で受け取ったが、前回の絶望がよみがえり、開封するのも胸が痛い。
我ながらおびえ切った子ウサギのようになっている。
出た。
夏菜子のサイン入り生写真。
有難うございます。嬉しゅうございます。
「あーりんのサインでなければサインにあらず」などと不遜なことを考えていた過去の自分が、はるか彼方に感じられる。
今回99セット中、コンプリート11組。
サイン入りは3枚。夏菜子が2枚、しおりんが1枚だった。
有難うございます。
あーりん様がおいでになりませんが、愚痴を言ったら罰が当たります。
ただ、その、まことに恐縮ですが、わたくし全力で交換させていただきます。
そんなわけで今回初めてSNSの力を借り、ツイッター(X)で交換希望を投稿した。
翌6日は会場で余りの生写真を配りながら、あーりんサイン入りを当てた人を探した。
結局交換は叶わなかったが、今までなかった繋がりもできて、モノノフの温かみに改めて触れる思いがした。
ひとつ気がかりなことがある。
ここ数年、ももクロ公式生写真のサイン入りは、写真裏面に番号が印字され、サイン入りの番号とサイン無しの番号がはっきり区分けされていた。
それが今回裏面の番号が無くなり、それによる見分けができなくなったのだ。
今回のサインあり(おもて)
サインあり(うら)
サイン無し写真(3685番おもて)
(上の写真のうら)
実は前回のあーりん生写真も裏面はすべて番号無しだった。
これは事前申し込みをせず現場で購入したためかと思っていたが、どうもそうではなかったらしい。
このまま裏の番号無しが続くなら、サイン入り生写真のやり取りは眼力に自信があるか、信用できる相手でなければ難しくなってくるだろう。
3714番↑
そんなわけでさまざまな思いをかかえた二日間だったが、ライブは本当に素晴らしかった。
後半は「イチゴイチエ」の曲に挟む形で、15年間を振り返り、過去のライブ映像やPVが映されて名曲がメドレーで歌われた。
今のメンバーの声と一緒に、映像の中で、ももクロを去っていったメンバーが歌っていた。去っていった者たちも舞台に立ち、共にこの祝祭に参加しているのだった。
何も失っていない、すべてがそこにある幸福感に浸った。
魔法のような、夢のような夜だった。