『ぼくら』1967年12月号

 

一年の最後で新旧入れ替わりの号。「快獣ブースカ」「ばくはつ大将」「キングコング」が最終回。永井豪「ヤダモン」、宮崎惇/池内誠一「毒へび魔人」が新連載。前号から連載の「赤い風車」は、時代物に特に定評のある堀江卓の画力が早くも遺憾なく発揮されている。「怪人わかとの」「タイガー・マスク」「豹マン」など、随所にみられる新年号からの新連載予告もこの号の醍醐味。(2020/04/23 加筆修正)

【目次】

【口絵】たたかえウルトラセブン(撮影・大島康嗣)

ウィンダム、イカルス星人、ビラ星人、クール星人、ゴドラ星人

【特集】

〇これが世界の魔法医だ!(文・久米みのる/え・南村喬之・水気隆義・境木康雄・杉尾輝利・井上のぼる)

アフリカの吸血魔法医、首かり族の魔法医、・・・いまアフリカでおこなわれているきょうふの開頭手術 など

柱に、「しんせんな企画と、ショッキングな話題をおくる、「ぼくら」の特集記事!毎月かならず読もう。」

〇ぼくは少年チャンピオン(文・深谷庄一)

少年剣道、作文、図画、砂の芸術、蝶の採集、まめ記者、怪獣を考えたチャンピオン、など・・

「東京の戸山小学校六年生の高田昌之くんは、朝日新聞で募集した「新しい怪獣」にベラメスという怪獣をだして一等になった。この怪獣は全長二十メートル重さ三十六トンだ」

【まんが】

「うなれ熱球」(原作・相良俊輔/まんが・荘司としお)(48p)

八郎を支えてきたサングラスの男の正体がついに明かされた!

<新連載>「ちびっこ怪獣 ヤダモン」(永井豪)(24p)

「赤い風車」(堀江卓)(49p)

<最終回>「快獣ブースカ」(原作・山田正弘・上原正三/まんが・益子かつみ)(23p)

大ちゃんが発明したロケットで、ブースカとチャメゴンが故郷へ帰ってゆく

<最終回>「ばくはつ大将」(辻なおき)(40p)

空き地にちびっこの遊具をつくってやった大将。子供たちが安心して遊べる場所を確保しようと地主と交渉するが断られる。まわりの大人も子供の遊び場のために土地代を払うのには後ろ向き。大将は新聞部のみんなとポスターを作り、遊び場問題を訴える。折しも工場火災が起き、そこを遊び場にしていた多くの子供が巻き込まれた。大将は火の中へ飛び込んで子供たちを救助。功績を認められて亡き父の勤めていた新聞社からアメリカとイギリスへ留学させてもらうこととなり、出立した。

ページの柱に「タイガー・マスク」の予告が。「ついに登場!梶原一騎・辻なおきのゴールデン=コンビ!プロレスまんが「タイガー・マスク」をきたいしよう。」

「キリストくん」(ジョージ秋山)(16p)

<新連載>「毒へび魔人」(原作・宮崎惇/まんが・池内誠一)

<最終回>「キングコング(伊東あきお)(31p)

謎の怪魚人が出現。実はフー博士の子分が、ナチスの秘密兵器のガスを吸って変身した姿だった。

【読み物】

〇テレビニュース テレビスターびっくりとくだね

江戸家猫八、大村崑などの「とくだねものしり」、「ぼくの珍友」「大はりきり青春スター」、石坂浩二さんへ質問、など

映画は「クレージーの怪盗ジバコ」「ゴールデン・ブル作戦」「いつも心に太陽を」「拳銃のバラード」「荒野の墓標」(文・片岡正夫・岡部利男 え・峯たろう・井上のぼる)

〇怪獣物語「きょうふのますい光線」(文・中尾明/え・石井勝利)

〇ニュース物語「かあさんが死んじゃった!」(文・中尾明)

交通事故で母親を失った少年の話。タイトル上に「きみたちの「講談社」では、交通事故をなくすための運動を、おこしました・・・この国を、交通事故のない国に!」

〇科学のとくだね「高いぞ!三十六階のっぽビル」(協力・三井不動産・鹿島建設)

「東京の国会議事堂のちかくに、三十六階ののっぽビルができた。日本でははじめてののっぽビルだ。」「らい年の3月にかんせい」

〇巨人軍ひみつ情報 堀内投手物語「なみだの初勝利!」(文・三田宅也/絵・林朝路)

〇どんちゃか笑学校(木の実光とスタジオK)

〇動物シリーズ「ケニア=キング かた目の王者」(文・関耕太/絵・さいとうプロ さいとうたかを)

 

予告

(「豹マン」は別冊ふろくでの連載 作画・桑田次郎)

タイガーマスクの顔が違っている。この時期はまだキャラが出来上がってなかったか。

 

裏表紙

ドンキッコフーセンガム

 

ふろく

別冊ウルトラセブン、ピッカリ・ビー、ターザン

ウルトラ怪獣トランプ、クリスマス=ゲームブック、万年怪獣カレンダー