『ぼくら』1967年6月号

ウルトラマンはTV放映が4月9日に終了、表紙のメインをキングコングに譲る。そしてこの6月号・別冊ふろくの「ウルトラマン」は、オリジナル脚本による魅惑のオリジナル怪獣。続く7~9月号は本誌での連載で、どれもオリジナル怪獣のストーリーだ。怪獣デザインはすべて成田亨。

アニメ「キングコング」は4月15日から放映開始(~10月4日)。まんが「キングコング」(伊東あきお)「ピッカリ・ビー」(ムロタニ・ツネ象)が新連載。また「丸出だめ夫」「タレントくん」が最終回。「丸出だめ夫」は『週刊少年マガジン』での連載が1967年26号(6月25日号)で終了、『ぼくら』6月号(発売は5月2日)は一足早い終わりとなった。

特集「キングコング」は、今回、最新特報「王者キングコング」でキングコングの戦績を図解し、また、東映動画に取材してまんが映画の仕組みを解説している。その他、前号で「6月号は怪人・怪獣特集号」と予告のとおり、「プロレス 世界の怪人ベスト=テン」「モンスター大行進」など、奇怪な存在の特集に力を入れる。なお、ブースカ好きならたまらない口絵。

 

【目次】

 

【口絵】ブースカ山は大さわぎ(まんが・益子かつみ)

 

【特集】

世界のモンスター大特集(文・久米みのる/え・柳柊二・水気隆義)

最新特報「王者キングコング」(文・大伴昌司/絵・萩原孝治・田染幸雄・藤田茂)

つよいぞキングコング、テレビ映画「キングコング」のできるまで

【まんが】

《新連載》「キングコング」(伊東あきお)(28p)

マンモスが大あばれしている島でマンモス退治に乗り出したボビーとコング。実はそのマンモスはフー博士のつくったロボットだった。

《最終回》「タレントくん」(ジョージ秋山)(8p)忍者の巻 次号(8月号)から「キリストくん」がスタート

「ばくはつ大将」(辻なおき)(50p)新聞を憎むクラスメート・有田の考えを変えさせようと、大将が奔走。

《新連載》「ピッカリ・ビー」(ムロタニ・ツネ象)

テストの0点を千枚集める科学忍者どろぼう・ゼロゼロ五エ門。0点の答案用紙を盗まれた少年のためにピッカリ・ビーが大活躍。

《最終回》「丸出だめ夫」(森田拳次)(12p)

「少年ハリケーン」(堀江卓)(50p)

まぼろしのタンカーとすれ違った南極観測船が攻撃される。今回のハリケーンは水中戦。

「よたろうくん」(やまねあかおに)

「うなれ熱球」(相良俊輔原作/荘司としお・まんが)(50p)

交通事故に遭ったおじの代わりに魚市場でアルバイトを始めた八郎。野球部に退部届を出し、部員や監督を驚かせたが・・・。

「あばれムサシ」(諏訪栄)(25p)部落に入ってきた無法者の浪人たちの退治に乗り出したムサシ。

【読み物】

テレビ=ニュース 特報・テレビものしり・・・テレビ番組新記録づくし、金子光伸くんに20の質問、はじめてあかすぼくは名監督、テレビスターのびっくり秘術くらべ、ぼくの失敗あかします 映画は「続・荒野の七人」「続・荒野の1ドル銀貨」「消えた拳銃」「ベネチタ事件」「トッポ=ジージョのボタン戦争」

感動物語 あせとなみだのまんが賞(文・原淳一郎)

ロボット感動物語「ロック 死ぬなよ!」(文/眉村卓 絵/萩原孝治)

《最終回》太郎くんのびっくり世界旅行6 パリ(珍しょうばいが大はんじょう)(文・高村暢児/絵・伊東あきお)

科学のとくだね「きみも宇宙都市でくらせる」

どんちゃか笑学校(木乃実光とスタジオK)

巨人軍日記 アメリカじこみの立体サイン戦法

プロレス 世界の怪人ベスト=テン (文・梶原一騎/絵・中村英夫)

黒い忍者 シャドー

ゆうれい王ザ=ゴースト、魔術師カーペンター、怪力世界一ポール=アンダーソン、血だるまバッション など

〇動物感動シリーズ「勇者は死せず」(文・関耕太/さいとうプロ さいとうたかを)

【次号予告】

編集部からのおしらせ

「愛読者のみなさんのおかげで、「ぼくら」は、日本一読者のおおい少年月刊誌になることができました。そこで、七月号を「日本一記念大サービス号」として、日本一あつい雑誌にしました。おたのしみに!」

 

【裏表紙】

シスコ「快獣ブースカ ガム チョコレート」

 

【ふろく】

別冊ウルトラマン、快獣ブースカ、ファントマ黄金作戦

怪獣ものしり100、いじわるクイズ名人手帳、ウルトラ怪獣ゲーム=カード、

 

サイボーグ恐龍タンギラー

南極にある世界最大の原子力発電所のそばで突如氷の中から現れた恐龍は、放射能物質を食糧として原子力発電所をねらう。スペシウム光線も八つざき光輪も効かず、ウルトラマンは苦戦する。第4氷河期以前、宇宙人が地球征服のために作ったサイボーグ恐龍が、放射能を浴びて再び動き出したのだった。