『ぼくら』1967年7月号

 

どうどう412ページ日本一大サービス号(※)

キングコングと007の特集記事が熱い。

マンガ「ターザン」が新連載。描き手は古城武司。ターザンが密林の動物たちを率いて悪者に立ち向かったすぐあとは、読み物「科学のとくだね これはゆかい 動物びっくり利用法」。裏表紙の広告はアサヒ靴「アサヒターザン」で、コピーは「晴れた日もターザン 雨の日もターザン」だ!

その一方、十三年間の長期連載だった山根赤鬼「よたろうくん」が最終回。諏訪栄「あばれムサシ」も最終回。前号スタートのマンガ「キングコング」は別冊ふろくに。

ずっと別冊ふろくだった「ウルトラマン」が今月から本誌で登場、テレビに出てこないオリジナル怪獣ヤマトンだ。

(※ 前号67年6月号380p.に「編集部からのおしらせ」として「『ぼくら』は日本一読者のおおい少年月刊誌になることができたため、七月号を「日本一記念大サービス号」として、日本一あつい雑誌にしました。おたのしみに!」とあり。 (2020/4/28追記)

 

目次】

【口絵】 007、日本に上陸!(絵・石原豪人・岡崎甫雄)

 

 

 

(「007は二度死ぬ」1967年6月17日公開   追記2020/4/19)

【特集】

〇カラー総特集「四大テレビまんがのひみつ」(2色)

キングコング対ロボット怪獣(文・久米みのる/絵・南村喬之)、密林の王者ターザンのひみつ(文・久米みのる/絵・前村教綱)、わあい!ブースカの弟チャメゴンがうまれたぞ!、ピッカリ・ビー ぼくの超能力

〇特集「キングコングの新作戦」

フー博士の海底基地

〇「007最新7大ひみつ戦法」(構成・大伴昌司)

 

スペクター日本支部のひみつ!

【マンガ】

「ばくはつ大将」(辻なおき)(50p)

「ピッカリ・ビー」(ムロタニ・ツネ象)(カラー扉1p+20p)

「よたろうくん」(やまねあかおに)(10p)

「よたろうくんは、十三年間もつづいた、連載まんがの最高記録です。やまね先生、長いあいだ、ありがとうございました。」)

「ウルトラマン」(原作・金城哲夫/怪獣デザイン・成田亨/まんが・一峰大二)(34p)

 

 

奇怪な沈没事故が相次いでいる海域で、戦艦大和が目撃された。さっそくハヤタたちは徳之島周辺の海底を探索し、沈んでいる大和を視認する。だが戦艦はハヤタたちの目の前で動き始め、海底を前進して東京湾に進入。そこで浮上したのは戦艦を背に載せた怪獣ヤマトンだった。強い磁力で鉄を吸い寄せるヤマトンに、戦車はじめ兵器は全く役に立たない。硬い体はスペシウム光線さえ寄せ付けず、ついにヤマトンはウルトラマンを飲み込んでしまった。するとヤマトンの腹中が光り始め、大爆発。ウルトラマンは体内からヤマトンを破壊したのだ。

「うなれ熱球」(相良俊輔・原作/荘司としお・まんが)(50p)

チームプレーに行き詰まる八郎の前に父の霊が現れる。そして謎のサングラス男が八郎に野球の技術をコーチ。

「少年ハリケーン」(堀江卓)(50p)

盲目の正夫の眼の手術を執刀する佐久間医師が誘拐され、身代金の要求が届いた。受け渡し現場にハリケーンが乗り込むが・・・「大ピンチをみごとにきりぬけ、ひとりの少年をすくったハリケーン!」…。しかし最後の2pに、もやつくヴィンテージ委員。これでいいのか?こういうことなのか?

新連載「ターザン」(古城武司)(34p)

 

「あばれムサシ」(諏訪栄)(29p)

【読み物】

〇テレビニュース テレビまんが大特集(快獣ブースカ、ピッカリ・ビー、キングコング、ターザン)

「ターザン役ですごい人気!ローンーエリー物語」「人気テレビ番組 太ーさんのびっくりものしり」「ピッカリ・ビーの登場人物しょうかい」「キングコングのひみつ」

映画紹介は「なつかしき笛や太鼓」「ダンボ」

〇ニュース物語「かあさんをかえせ!」

〇ロボット感動物語「ロボット怪獣園」(文・眉村卓/絵・藤尾毅)

〇プロレス馬場決戦録「魔術師とのいっきうち」(魔術師エド=カーペンターとの闘い)(文・梶原一騎/絵・中村英夫)

〇科学のとくだね 動物びっくり利用法(文・斎藤守弘/絵・石井勝利 田中久)

(海底基地のイルカ部隊、マンモスビルの建設にハゲタカクレーン、スパイ動物兵器など)

〇巨人軍日記  王貞治「世界のわんちゃんめざして!」

「カーン!キーン!シュルシュッ。ことしの王選手のあたりはこんなかんじだ。ジェット機のようないきおいで、ぐうんとのびる……」

〇どんちゃか笑学校

〇動物シリーズ第4弾!「きつね犬」(原作・関耕太/え・川崎のぼるとカワサキプロ)

 

裏表紙 アサヒ靴「アサヒターザン」

 

 

【ふろく】

特製テレビ映写機、ウルトラマンカラーフィルム、キングコングカラーフィルム、快獣ブースカカラーフィルム、

別冊キングコング 快獣ブースカ、さすらいのガンマン