堤哲哉 / 仮面ライダーカード ②

ここで、あまりにも有名な仮面ライダーカードの基礎知識を、少しおさらいしておきたい。

仮面ライダーカードとは、1971年カルビーが売り出した仮面ライダースナックに、1枚ずつ付けられていたカードである。子供たちに大流行していた仮面ライダーの写真がおもてに載り、裏面に解説が書いてある。カードには通し番号がついていて、当時、1~546番まで発行された。

テレビ放映と並行した販売拡充などに応じ、カードは何度も版が切り替わった。14局版→25局版→明朝版→ゴシック版、そして、新カード明朝版、新カードゴシック版。さらにその後、記号版。

ちなみに14局、25局とは、「仮面ライダー」を放映したテレビ放映局の数を表している。明朝版、ゴシック版は、裏面の説明の一部がそれぞれ明朝体、ゴシック体で書かれ、記号版は、裏面右下に、N、S,T,TSなど、記号が入る。今回の話題となる14局版は、ライダーカード最初期の発売分であり、1~60番の初版はここに属している。

(14局/25局
明朝/ゴシック)

 

次に、ラッキーカードとは、それをカルビーへ送ると、ライダーカードアルバムと交換できるという特典付きの仮面ライダーカードだ。

一般的に、ラッキーカードは、多くの通常タイプの中にたまに混じっている。
ところがここに、きわめて限られたケースだが、全てラッキーカードで出てくるカードがある。14局版の41番と46番、25局版の35番と73番がそれだ。これらの収集は至難のわざであり、よって仮面ライダーカードの「四天王」と呼ばれている。

4枚の中でも、14局41番と46番はさらに特殊だった。
普通、ノーマルカードの裏面は、写真の解説だ。
普通、ラッキーカードの裏面は、アルバムと交換する送り先のお知らせだ。
だがこの2枚のラッキーカードには、解説もお知らせも両方載っているのだ!