高橋さって / 聖闘士聖衣大系 ⑬

それではここで、「フィギュア帝国2」19ページ、クロスについて書かれたチャーミングな解説文をお目にかけよう。
これはさってさんが書いたもので、かれの文章の癖がそのまま出ている。少し長いが全文引用したい。
お読みあれ。

 

「人形+アーマーのシステムが、聖闘士聖衣からクロスと総称される様になった!
クロス(CLOTH)と云う名を初めてオモチャに使用したのが、セイントクロスシリーズであり、以後バンダイは、アクションフィギュアにアーマーを着せていくタイプのオモチャをクロスと総称する様になった。
このクロスTOY系のシリーズには(バンダイ以外の製品も含めて)評価にはまだこれからの名作TOYがゾロゾロあるのが特徴だ。ウィンスペクター、ハイパーショウ(注 ブルースワット系)、ライダー系、SDのガンダムクロス等もイイ出来だし、何と云っても、クドいがスパイラルゾーンのシリーズはこのフィギュア+アーマーと云う意味においてプラ製品の最高峰のシステムであると断言できる。素材、デザイン共に素晴しすぎる内容だ。コレは見つけて、値段に納得がいったら是非、即買いをオススメする。パーツがかなり多いので欠品には注意!」

 

さってさんのこの文章が、わたしはホントに好きだ。
この文の中には、おもちゃを勧める、おもちゃを手に入れる、ということの本質、そのピュアで可愛い気持ちが詰まっている。
「評価はまだこれからの名作TOY」とあるくだり、世間の評価はまだだが名作は名作なんだという断定がいい。「値段に納得がいったら」という言葉がまたステキ。
値段とはつまり数字でなく、自分が納得ゆくかゆかないかなのだ。