たかはしちこ(アップルBOXクリエート)/ マンガ復刻・同人誌 ②

高橋さんは語る。
「いまは復刻が主になっていますが、これはごくふつうの同人誌活動の延長なんですよ。途中から復刻をスタートして、復刻のほうが知名度が上がったんです」

高橋さんの同人誌活動は、1971年、村岡栄一主宰の「奇人クラブ」という著名な同人誌から始まった。COMで世に知られた「奇人クラブ」は、岡田史子などを輩出し、客分で大友克洋が描いたこともあった。

「その中からデビューしたり、引退したりして、残ったのがわたしと何人か。それで、ある時から、自分の作品と、何人かに声をかけて、わたしが個人編集をするようになったんです」

初めはなかなか方向性がつかめなかったという。パロディなどをさかんに載せたが、やがて読者の反応から、懐かし漫画の特集が好評であることに気が付いた。読者からのコメントにこたえる形で高橋さんは復刻に踏み出し、それはいつしかアップルBOXクリエート畢生の事業となっていった。

注)高橋さんの個人編集で、最初に懐かし漫画を扱った同人誌「あっぷる・ぷるる・・」