今入重一/ 横山光輝作品 ⑫

1986年、江口さんや堀井さんと一緒に、今入さんは横山光輝クラブを立ち上げ、同人誌「オックス」の発行を始めた。


江口さんのリストは、1981年、川崎健夫さんとの共同作業による「横山光輝初期作品集」別冊解説として発表された。
また堀井さんの探求リストは、1992年「横山光輝の世界」に結実し、翌1993年、まんが資料センターの山本やすひこ氏は、これを原形として図版や新出資料を入れ込んだ「横山光輝の軌跡<作品リスト>」を出版した。この内容をカラー化した「別冊太陽 横山光輝マンガ大全」があとに続く。図版の多くは、今入さんのコレクションから出たという。
探求リストを源にした一連の活動によって、横山作品の全体像を把握する土台がつくられていった。

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またそれとは別に、関西で横山光輝ファンクラブという活動があり、同人誌「DOLPHIN」を出していた。今入さんは3号からそこに参加し、1982年、自らの企画で影丸特集号をつくる折インタビューのため初めて横山光輝と対面した。

その後、今入さんは時折横山邸を訪れることになる。そうして横山ファンによる活動と作者横山光輝とをつなぐ役割を果たし始める。

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