堤哲哉 / 仮面ライダーカード⑯

エラーカードは、主に印刷の間違いで生じる。
裏が印字されずに真っ白なもの、裏に別の番号が入ってしまっているもの、おもてに対して裏がさかさまなもの、両面におもてが印刷されているもの。
おもてが写真、うらが真っ白で何も書かれていない。そういう仮面ライダーカードは、単なる印刷ミスでない場合がある。コーティングがないタイプのライダーカードは、印刷を消しゴムで消せてしまうからだ。
堤さんも図らずも作ってしまったことがある。
「明朝のヒトデンジャー、股間に黒い点があって、消えるかなあと思って消しゴムかけたら消えちゃった」
・・・無念。
のちのちコーティングが出てきたのでそんなことはなくなったが、こういうエラーカードは人為的な産物だ。子供が悪意なくやったり、大人が悪意をもってやったり。

だが堤さんの愛着するエラーカードはそれとはまったく別物である。

 

 

 

写真と解説が片面に重ねて印刷されていて、もう一方の面は白紙のまま。これは珍しい。このカードのように写真と解説の番号が一致している例はさらにレアだという。絵柄は6人のニセライダーで魅力的。しかもラッキーカードなのだ。

これを堤さんは子供のころからずっと持っていた